タグを入れるだけでできるefoって本当なの?

ウェブを活用したマーケティングを行う上でefoは重要な役割を果たします。最近では専門業者に依頼する以外にも、ただタグを入れるだけでefoを行えるようになりました。しかし、本当にタグを入れるだけでefoを実現できるのでしょうか。

実はただタグを手に入れただけでは大丈夫ではないので、何が他に必要なのかを確認しておきましょう。

そもそもefoとは

ただタグを入れるだけでefoができるのかどうかを理解するためには、まずefoとは何かを知る必要があります。efoとはEntry Form Optimizationの略で、エントリーフォーム最適化と呼ばれています。

ウェブ上でユーザーにフォームへの入力を求めることがあるでしょう。そのフォームに入力して送信すればサービスに申し込みができるというのが典型例です。しかし。このエントリーフォームに入力しようと思ったユーザーのうちの一部しか送信していないという事実があります。

フォームに入力しているときにだんだんと嫌になってきてしまって途中でやめてしまったり、送信しようとしてもエラーが発生してしまったりしているケースがよくあるのです。このような状況に対策することを一般的にefoと言います。

例えば、項目数を減らしてユーザーの入力負担を軽減したり、入力不備があるところをハイライトしてわかりやすくしたりするのが対策になります。efoをすることでサイトからの離脱を防ぐことが可能になり、コンバージョンを向上させることができるでしょう。

類似の言葉としてSEOやLPOもあり、検索エンジン最適化、ランディングページ最適化と訳されます。SEOはユーザーをサイトに導くこと、LPOはサイトを訪れたユーザーの即離脱を防ぐことが目的です。これに対してefoはあと一歩でコンバージョンにつながる段階にあるユーザーをより高い確率でエントリーさせることにつながります。

タグを入れるだけでできるefoとは

efoの方法は多岐にわたっていますが、簡単なものであればタグを入れるだけでもできます。最近ではASP型のefoサービスが提供されるようになり、業者に申し込んでタグとアカウントを発行してもらえばすぐにefoを行うことが可能です。

ただ、タグを入れるだけでできるのは機械的に対応できる部分だけなので注意しましょう。ASP型efoが優れているのは、既存のエントリーフォームをそのまま使用できることです。タグを入れるとナビゲーションをしてくれるシステムが取り入れられている場合が多く、それだけでかなり離脱率を下げられるのです。

具体的にどんな機能があるのかを確認しておきましょう。例えば入力必須の部分を自動でハイライトし、要求している内容が満たされたらハイライトが消えるといった仕様にすることができます。また、入力しなければならない項目数が残りいくつかを表示したり、全角入力か半角入力かをわかりやすく示したりすることが可能です。

住所などの入力では検索機能によって入力の手間を省けるようにできます。アラートの表示内容や表示条件も自由に設定できるので、自由なスタイルのエントリーフォームを作り上げられるでしょう。

タグを入れただけでは不十分な点は何か

タグを入れるだけでもユーザーのストレスを軽減することができ、コンバージョンは多かれ少なかれ上がると期待できます。しかし、それだけでは十分なefoができるわけではないので気をつけましょう。タグを入れただけでは不十分な点も多いのです。

あくまでASP型のefoサービスは機械的に処理可能なナビゲーション機能をまとめて付与しつつ、efoの補助をするためのツールとなっています。例えば、ナビゲーションのために表示するアラートの内容をどうするか、どんな条件でアラートを表示させることにするかは個々に決めなければなりません。

アラートがあまりに多いとユーザーはストレスを抱えて離脱する懸念があります。アラートを出さずに送信エラーなどが発生してしまうとユーザーは離脱してしまうでしょう。どのようなユーザー層が利用しているかによって必要なアラートの内容も表示条件も異なります。

それを見極めて最適化するところまではASP型のefoサービスではできません。どのようなときにユーザーが離脱したかについてログを残す機能はあるので、ログを解析してどのような対策を講じるべきかを考える必要があるのです。

タグさえ入れれば大丈夫と考えず、地道にフォームの改善を行っていくことが大切です。

ASP型のサービスに申し込む流れ

ASP型のefoサービスを利用するのはとても簡単です。どのサービスを利用したいかを決めたら、ウェブフォームに入力して申し込めば良いというのが一般的です。そのフォームを利用することで、確かに役に立つefoサービスを提供しているかどうかを判断できるでしょう。

申し込みをして契約を終えたら、貼り付けるタグとアカウントを送ってもらえます。そして、タグを入れたら動作確認を行い、問題なく動作するようなら初期設定をしてもらいます。これだけでASP型のサービスの導入は終わり、ユーザーが利用するときには様々なナビゲーションが行われるようになるのです。

ITに詳しいエンジニアがいなくても、ウェブサイトを作れる程度の知識や技術を持っている人がいればすぐに使えるようになるでしょう。

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コンサルティングも併用するのが効果的

タグを入れるだけのefoでコンバージョンが上がるかどうかはケースバイケースです。やはり入力を要求する内容を考え直したり、項目数を絞り込んだりする必要が生じることもあります。どのようなエラーが発生しているのか、どこでユーザーが離脱しているのかを解析し、具体的な対策を考えてフォームを改善していかなければ大きなコンバージョンの向上は達成できないでしょう。

そのためにはプロのノウハウも必要になります。ITコンサルタントに相談してefoを行っていくことも重要と言えます。その際にASP型のefoサービスを利用していると効果的です。ASP型のサービスを利用しているときに残されているログはプロがefoを行うときに必要な情報です。

網羅的に情報が集まっているのでefoの方針を立てやすくなります。ただウェブフォームを見せて改善して欲しいとITコンサルタントに依頼してもなかなか最良策が出てこないでしょう。コンバージョンが上がらない理由が集まっているのがユーザーの利用履歴です。

本格的にefoをしていきたいと考えたら、タグを入れるだけでできる簡単なASP型のefoサービスだけで終わらせず、コンサルティングも受けるようにしましょう。